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第66回富士登山競走

いよいよやってきました第66回富士登山競走当日。
富士吉田市役所から吉田口登山道を経て山頂に至る21㎞ (標高差約3,000m)、気温差20度という日本一過酷といっても過言じゃないであろうレース。ただ走って登るだけでもきついのに、関門を2箇所通過し、打切り時間は、五合目9時20分、八合目11時00分、山頂11時30分、つまり制限時間4時間30分以内にゴールしなければならない。
ランナー三大冠(ビッグスリー)の一つであり、フルマラソンサブスリー、ウルトラ100kmサブテンに匹敵し、時間内完走するだけでも勲章もののこの大会。
「ここには過酷に挑む価値がある」とはよく言ったものだ。雲の上のゴールに挑む日本最高の山岳レース! 遥か上の頂上目指し富士の麓を駆ける「自然との闘い」「自分との闘い」・・・

山頂コースに挑戦するには過去3年間において、五合目関門通過タイム(ゴール)が、2時間30分以内の実績のある者しか出場が認められず、誰でも走れるものでもない。それでも完走率は5割ほど。サブスリーランナーでも完走できないことがよくあるとか。それほど過酷。

富士登山競走は一般のマラソンレースとは違い、「走る技術」のほかに「水分や栄養補給」「風雨対策」「ゴール後の帰路対応」等といった事にも充分配慮する必要がある。

当日の朝までウェア等には散々迷ったあげく、バイクジャージにアームカバー、短パンといういでたちにした。レース時は着用しなかったがウィンドブレーカーにビニールポンチョ、スマートフォンや補給物を背面ポケットに入れて持参。走ると上下に揺れて気持ち悪いので振動抑制のバンドも腰にまきつけた。背面ポケットは途中山小屋でペットボトル等を購入した際に入れられる余裕を残しておいた。補給物はパワージェル2つに塩タブレットを4個、顆粒状のアミノ酸を3本これらはすべて使いきった。

給水ポイントはおよそ10箇所ほど設営してありバナナや塩、レモンなども用意してあった。スタート時に水分をもって走ることはかなりの重りになるので自分は持たなかったが、周囲を見渡すとかなりの割合で水分をもっているようだった。個人的感想としては主催者が用意したものだけで十分というい印象。しかーし、当日の天候やレースの流れによっては、水分を補給できない場合も予想されるし、その数も限定されています。水分や栄養補給は自分で準備しておくにこしたことはない。山小屋ではいろいろ販売しているので、現金は持参したほうがいい。200円(トイレ用)と500円玉(水分用)、1,000円札(入山料…レース中は支払不要)と5,000円札も持参。

山頂と麓では、おおよそ20℃の気温差がある。特に雨天や風のある日の五合目以上は、とても体感温度が低く、足や身体の痙攣を起こす選手が多いとか。

で、レースを振り返ると…
スタート地点に五時頃到着して入念なストレッチとアップ。
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開会式では起立、脱帽、一礼など他の大会ではあまりみられない光景などもあるものの、気が引き締まるいい開会式だった。富士吉田市長はあいさつがめちゃくちゃ上手!感動した。

自分はBブロックの中ほどに整列した。序盤は抑えていこうという作戦だが、最初のチェックポイント馬返しまで1時間は絶対キープしたいところだ。今回大失敗だったのが、GARMIN910の充電を忘れていて時計がまったく役立たないためペースがまったくわからないこと。体感ペースで進むものの、なんせ通常の平地ロードとはわけが違う。Bブロック中ほどのスタートだとじれったいほど序盤は詰まってしまい、多少焦りは感じたものの浅間神社まではペースを上げたりせずに無難に通過。先日のヤビツ練習時より呼吸はいたって楽で遅すぎるんじゃないかとすら思ったが、中の茶屋を通過したあたりからぐっと斜度が上がり、歩く人まで現われるので油断ならない。中の茶屋から馬返しまでが最大斜度12%の区間。馬返し通過は1:00:32と想定どおりの走りができた。まだ余裕あり。
試走時ではここから休憩込みでも3時間12分でいけたので試走ペースでいければ完走が可能。やはり馬返しを1時間で通過できればあとは流れにのって完走がぐっと引き寄せられる印象だ。

馬返し以降は斜度の緩いところのみ走るが、それ以外は集団ペースで早歩き。女子の招待選手が近くにいたためペースを聞くとこのペースで後半とばせれば調子良ければ3:45:00も狙えるとのこと。とにかく初出場で完走狙いなら1合目から五合目は決してとばさず、後半上げるくらいのつもりのほうが結果タイムはよいとアドバイスを受けて、大人しく言うとおりにした。
しかしながら、この発汗量大丈夫か!?と心配になるほどの発汗であり、給水所が非常に待ち遠しく感じた。痙攣防止に塩タブレットをかじる。普通のマラソン大会と比べるとやはり給水所は少なめなので自己準備の必要を実感。

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五合目佐藤小屋通過は01:55:00。目標にしていた2時間以内をクリア。このまま流れに乗っていけば完走できる!一気にテンションアップ。給水所にあるレモンの丸かじりが最高!
森林限界を超えると陽射しを強烈にあびるため、サンバイザーの後ろにバンダナをつけて首筋をガードした。紫外線のダメージはバカにできず、疲労を早めたり呼吸中枢神経がやられたりするのでアームカバーとともに必要不可欠を実感した。

七合目からは手のサポートも必要な岩場区間に突入し、ペースはがた落ちながら一歩一歩身体を持ち上げるのにスクワットを繰り返しているような感じ。階段の昇降練習を繰り返してきた効果がここに来て活きてきているような感じ。グローブは必須。

八合目通過は3:32:49。制限時間に57分もの余裕をもって通過できた。
しかしながら、まったく余裕を感じないのもこのレースの特徴。というのも、いつ高山病を発症するとも分からないし、同じペースで登っていた選手が次から次へと倒れこんだり、嘔吐しはじめたりの光景をみているので自分もいつそうなるかという不安が常につきまとう。もう3,200mを超えてくるとかなり運動には不向きな低酸素状態なので深呼吸して焦らないように歩を進める。
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終始一般登山客は親切に道を開けて応援してくれる。心配されていたほど登山客は多くないし、まったく障害にはならない。

九合目にもなるといよいよ山頂からの声援が聞こえ始め、選手たちも自分を発奮させるような声を発して頂上を目指す。「絶対いける!」

そして山頂ゴール!4:07:08
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めずらしく両手を高らかに雄叫びあげながらゴール。
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前にゴールした選手たちが待っていてくれて長い列のハイタッチを繰り返しながらウイニングロードを進む。
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このレースは皆が勝者だよといわんばかりだ。


さすがに山頂は寒すぎて長くはいられないのですぐにもってきたウィンドブレーカーを着用し、下山開始。
山頂コースでは、ゴール後は自力で下山道を約2時間かけて下りることになる。風雨対策必須。下山道で立寄れる山小屋は1箇所しかないので、水や食料が必要な人は山頂で買っておいた方が良いでしょう。

とにかくこの下山がきつくてきつくてとても走れなかった。
下山バスは、最終13時30分に五合目を出発するとHPに記載があったが、13時40分くらいに到着してもバスはまだ走っていてくれた。ほっ。
このまま麓まで下山なんてとても無理だよ・・・ 
終わってからもきついレースでした。

いつもながらボランティアの皆さんには頭が下がります。本当にありがとうございます。
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世界文化遺産登録に合わせて完走できた気分は最高。
いよいよランナー三大冠(ビッグスリー)のうちフルマラソンサブスリーと富士登山競争の完走を獲得。来年はウルトラ100kmサブテンを達成してグランドスラムを獲るぞ!
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富士登山競争は・・・ これで卒業させていただきますw たぶん
さあ、これでつぎはIRONMAN JAPANだ!

馬返し 01:00:32
五合目通過 01:55:00 LAP 0:54:28
八合目通過 03:32:49 LAP 1:37:49
Finish 04:07:08 LAP 0:34:19
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テーマ : マラソン
ジャンル : スポーツ

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トレーニング指導士、ジョギングインストラクター
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